おからは大豆からできています。からだにいい栄養が、色々たくさん詰まっているのです。しかもローカロリーなのに満腹感があり、お通じもよくなります。こんなにすごいおからには、どんなヒミツがあるのでしょうか。

おからはこうやってできる

おからは、じつはお豆腐をつくる途中にできる、豆腐のカスなのです!
びっくりした方も、いらっしゃるのではないでしょうか。それでは、おからができるまで(豆腐ができるまで?)を説明いたしましょう。

1)乾燥した大豆を水につけ、軟らかくします。
2)ペースト状になるまで豆をすりつぶして、水を加えます。これを「呉」といいます。
3)呉を加熱し、沸騰するまで炊きあげます。
4)それをしぼり器などでしぼります。でてきた水分が「豆乳」、残った部分が「おから」です。
5)豆乳に「にがり」をいれて固まったものが「豆腐」です。

豆腐屋さんの店先には、こうしてつくったおからが、大きな容器にはいってドンと置かれていることがあります。お店にお願いしてもらってきてもよし、気がむいたら家庭でつくるもよし。すぐに小分けにして冷凍保存すると、しばらくはもちます。ただし、調理したおからは、なるべくその日のうちに食べてしまう方がいいでしょう。おからはあまり長もちはしないのです。

栄養満点のおから

おから100gあたりの栄養価は、84~111kcalです。成分は、たんぱく質4.8~6.1g、脂質2.4~3.6g、炭水化物10.9~13.8g、ナトリウム4~5g、食物繊維7.8~11.5g、このほかに、カリウム・マグネシウム・リン・ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB2、さらにはリノール酸やレシチン・サポニンなどがふくまれています。

・たんぱく質
畑の肉と呼ばれる大豆由来の食品なので、アミノ酸バランスの良いたんぱく質が、いっぱい含まれています。

・ミネラル
ビタミンB1は、神経の機能維持に役立ちます。疲れが続いている人に必要なビタミンです。ビタミンEは、手足の血液の流れを改善します。

・リノール酸
コレステロールを低下させて、血栓の生成を防ぎます。これによって、動脈硬化を防いでくれるのです。

・食物繊維
腸内をそうじしてくれます。体内に有害物質があったら、その毒性を取りこんでくれたり、発生を抑えたりもします。また排泄物がふえるので、便通がよくなります。

・レシチン
細胞の新陳代謝をうながすので、肥満の防止につながります。またもの忘れを防いだり、コレステロールをコントロールしたりもします。

このように、ざっと紹介しただけでも、たくさんの栄養が含まれているおから。しかも低カロリー・高たんぱくでコレステロールを気にしなくていいのです。肥満を防ぐおからは、生活習慣病にたいへんよいとされています。ただし、ビタミンAとCは足りないので、野菜といっしょに食べた方がベター。子どもの成長に、ご主人の成人病予防に、そしてダイエットにと、おからは理想的な食品といえるでしょう!



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